2024.10.06

あまり知られていない月経異常のこと①

月経異常とは

通常の月経サイクルや月経のパターンに異常が生じる状態。
正常な月経周期は一般的に25日から38日程度で、出血期間は3日から7日ほどですが、この範囲を大きく外れたり、出血量やその他の症状に異常がある場合に「月経異常」とされます。

月経異常の主なタイプ

1.無月経(むげっけい)

症状: 月経が3か月以上来ない状態。

原因: 妊娠、激しいストレス、急激な体重の増減、過度の運動、ホルモンバランスの乱れ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、摂食障害など。

2.月経不順

症状: 月経周期が不規則になる(25日未満または38日以上など)。

原因: ストレス、体重の変化、ホルモンの変動、更年期、甲状腺の異常など。

3.過多月経(かたげっけい)

症状: 出血量が非常に多く、月経が長期間続く(7日以上)。

原因: 子宮筋腫、子宮内膜症、ホルモン異常、避妊具の使用など。

4.過少月経(かしょうげっけい)

症状: 出血量が少なすぎる状態。

原因: ホルモン不均衡、ストレス、栄養不良、過剰な運動など。

5.頻発月経(ひんぱつげっけい)

症状: 月経が24日以内に何度も起こる。

原因: ホルモンバランスの乱れ、ストレス、甲状腺機能障害など。

6.稀発月経(きはつげっけい)

症状: 月経周期が39日以上で、極端に遅れる。

原因: 多嚢胞性卵巣症候群、ストレス、ホルモン異常など。

7.痛経(つうけい)

症状: 月経の際に激しい痛みや不快感が伴う。

月経異常の原因

  • ホルモンバランスの乱れ: 思春期、妊娠、更年期に見られる自然な変化や、ストレス、食生活、睡眠不足などの生活習慣が影響します。
  • 子宮や卵巣の病気: 子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫(のうしゅ)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが原因となることがあります。
  • ストレスやライフスタイル: 強い精神的・身体的ストレスや、過度のダイエットや運動なども月経に影響を与えます。
  • 薬の副作用: 避妊薬やホルモン治療、その他の薬の副作用によっても月経が乱れることがあります。

対策と治療

  • 生活習慣の改善: 規則的な生活、バランスの取れた食事、十分な休息を取ることで、ホルモンバランスを整えます。
  • ストレス管理: ストレスを減らすリラクゼーション法やカウンセリングが効果的です。
  • 医療的対応: 適切な治療や検査が必要な場合、婦人科でのホルモン治療や外科的治療を検討します。

月経異常は鍼灸治療でも改善できる症状もありますので
症状がひどい方はお気軽にご相談ください✨

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